DIY庭のこと庭作り

U字溝で庭に小川を作る 2020年春

DIY

少し前の内容になりますが、この記事ではU字溝の裏側にシリコンを塗布して庭に埋めるという簡易の小川の作り方をご紹介します。

U字溝を使う注意点・作業工程・実際に作った際のトラブルや問題点も記載していますので参考になれば幸いです。

睡蓮鉢とはまた違った景色を見ることができますよ♩

(現在の庭ではこちらの小川は一旦閉鎖しております涙)

U字溝を使う理由

メリット
  • 丈夫
  • 年月を重ねると苔が生えたり雰囲気が出てくる
  • 地面に埋め込むことで水温の乱高下を避けられる
デメリット
  • 水が染み込む
  • U字溝はアルカリ性が強く そのまま使うと生体に害を及ぼすことがある

もしU字溝をジャボンと漬けられる容器がある方はミョウバン水に漬けておくとコンクリートのアルカリ性が中和されるようです。(詳細はGoogle先生に聞いてみてください)

プラスチックのプランターなどを使用した方が簡単ではありますが、U字溝の方が耐久性と雰囲気が自分のイメージに合っていたので、U字溝を使うにあたり試行錯誤しました。

気をつけること

シリコン

今回はU字溝を使用しますが、そのままでは水が染み込んでしまうため、U字溝の裏側にシリコンを塗布して使用します。

そのシリコンは色々な種類のものが売られています。

特に防カビ防ダニ剤入りのものは生体に害を及ぼす可能性があり、生体を飼う池などには使えないと表記されていることが多いです。

必ず注意書きをよく読み 納得の上でご購入ください。

また実際にご使用の際はコーキングガンがあると便利です。

我が家の場合ですが、完成後1年ほどは

  • 水質が安定しないせいか
  • 生体を入れ過ぎたのか
  • アルカリかシリコンの影響か

たくさんのメダカを☆にしてしまいました。

しかしその後数年この小川で暮らしてくれたメダカもいました。

以上をふまえ 参考にされる場合は 自己責任でお願いいたします。

↑おそらくこの商品は防カビ剤不使用と思われますが再確認・自己責任でお願いします。

庭のどこに作るのか

日当たりについて

水草を入れる場合、日が当たる方が光合成量は増えます。

しかし日が当たりすぎても、藻が生えたり、夏は水温が上がりすぎる問題もあります。

簾などで日陰を作ってやる対策もあります。

その他 気をつける点

  • 子供が誤って落ちてしまわないか
  • モーターをつける場合はコンセントの位置確認
  • 水換えの時など 水栓が近くにあると便利

以上に気をつけて 設置するスペースを考えると良いと思います。

用意するもの

  • お好みのサイズのU字溝
  • シリコン(コーキングガンもあれば便利)
  • プラダン(丈夫で水を通さないも板状のもの)
  • その他飼育に必要なもの(フィルターなど)

作業工程

U字溝を埋める場所を整備する

我が家の庭は半日陰なので 花壇の横のスペースに作ることにしました。

でもタイルを敷いてしまった。

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一度レンガタガネとトンカチで剥がしてみようと試みましたが、ビクともしない。

何よりカンカン!と音がうるさくて 近所迷惑〜!!

やはりセメントで固めてしまうのも注意が必要だと改めて思いました。

諸々を父に話すと 自慢の道具を色々持って すぐに来てくれました笑。

私のDIY好きは完全に父譲りです。

当時コロナ休校中の息子と作業
周りに植物も植えたかったので培養土で底は平らに

U字溝を加工する(水漏れ対策)

今回はU字溝を2本使用しました。

サイズも色々あるのでご自宅の庭に合わせて選んでくださいね。

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まずU字溝の端を堰き止める必要があります。

ホームセンターで売られているプラダンを2枚重ねて強度を上げて端に貼り付けました。(ハサミやカッターで切れます)

それと同時にU字溝が土に接する部分にはシリコンを塗りました。     

2本のU字溝を繋げるのもシリコン。

かなり重たいので 繋げたU字溝を水平を保ちながら穴に収めるのは一人では難しいかも。

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オーバーフロー対策も。2枚重ねたポリプレートに切れ込みを入れ、鉢底ネットを挟みました。

雨などで増水した時に水が溢れるのを防ぎます。

内側にはシリコンを糊代わりに砂利を貼り付けていますね。

メダカが逃げにくくしようと思ったのかな 理由は覚えてない笑。

モーターの準備


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少しでも川の流れのようなものを表現したくて モーターを取り付けることに。

はじめは色々な汚れが詰まりそうだったので 濾過マットでぐるぐる巻きに笑。

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コンセントの加工。透明のホースに切れ込みを入れてコードを包み、ビニールテープでぐるぐる巻きに。

ここまでする必要があるのかわかりませんが 少しでも漏電予防。


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画面手前の端にモーターが置いてあります。手前から吸い上げて 画面奥の端のホースから排水。

ここでミョウバン水を入れてモーターを回し 数日後に水を入れ替えるという作業を何度か行い、さらに真水でも同じ作業を行いました。


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いよいよ完成。ここからはカルキ抜きをした水にバクテリアの素を入れて数日回します。


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いよいよメダカの登場。水合わせをしています。数日は機嫌良く泳いでいました…。

トラブル発生

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ある朝見てみると 水が抜けている!!

雨が降った翌日でした。

色々検証した結果 隙間から漏れている様子はない。

原因は ホースの吐き出し口から伝う水が沢山積み上げた石を伝って外に溢れ 少しずつ水が少なくなっていったようです。

特に雨の日の翌日は浸透圧の関係?

石を伝って水が溢れやすくなっていたのかもしれないです。

とにかくホースから出る水が確実に小川に流れ込むようにすると トラブルはおさまりました。

このトラブルでは幸いメダカは皆無事でした。

以降 救済策としてモーターの下に鉢受け皿を置き 最悪そこに水が溜まってメダカが逃げてこられるようにしています。(が それ以降水漏れは一度もありません)

小川のレイアウト

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色々な水草を置き 岩もたくさん置いて 自然の川を再現しました。

完成動画→https://instagram.com/p/B_CML20AC9G/ ぜひ動画でお楽しみください♡

底石は観賞魚用の小石を使用。赤玉土や ろ材を敷く方法は水換えの利便性から却下しました。

しかし季節は流れ夏になると藻が生えたり 水草がかなり根を張って手に負えなくなったり。。

結局今は水替えのことも考え 苔付きの木と少しの浮き草のみでかなりシンプルなレイアウトです。

今は水が減ったら足す程度で 水換えは半年に一度するかしないかです。

生体数も少ないからか水も汚れず うまく生態系が落ち着いているように思います。

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夏には卵を産み 網に分けている様子です。

現在はまた違った形でこの小川を楽しんでいます。

また機会があればご紹介します。

最後まで読んで頂きありがとうございました😊




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