我が家では2年ほど前に爬虫類ブームが起きまして、コーンスネークとクレステッドゲッコーを飼育しています。
我が家で飼育しているのはコーンスネーク スノーの4歳の男の子です♪
とっても大人しくて良い子です😍

今回は我が家のコーンスネークのお話です。
盛り沢山な内容になりそうですが、目次で興味のあるところからご覧くださいませ〜🐍
可愛いヘビちゃんの写真も沢山載せていますので、癒されていってくださいね♡
コーンスネークを飼うことになったきっかけ
我が家のコーンスネークは次男がお世話をしています。
「ペット飼うとしたら何を飼ってみたい〜?」と冗談で話したことがあり、次男が「ヘビ」と答えた時はとても驚きました😅
その時はまさか本当に飼うことになるとは思いもしませんでしたが、近くの爬虫類カフェで触れ合ったヘビちゃん達がみんな良い子で。その後、次男の気持ちも変わらず、だんだんとヘビのいる生活が現実味を帯びてきました。お世話も難しくなく、次男にもできそうだったので、お迎えすることになりました✨
お世話が簡単とはいえ、家族みんなが冷凍庫にマウスが入っている生活に耐えられる必要があります😂これが意外と難しいお家もあると思います。その場合は小さい冷凍庫を購入するのもアリかも。
コーンスネークの生態
今回は主に飼育体験をシェアしたいので、生態については教科書的なことだけ触れておきます😊
体長:120〜150cm
寿命:10〜15年
適温:25〜28℃
エサ:冷凍マウス(頻度は1〜2週間に1度)
紫外線ライト:不要
ボールパイソンかコーンスネークか
私はあまり沢山の種類を知ってるわけではないのですが、比較的おとなしくて初心者向け、色々な色柄があるボールパイソンとコーンスネークで迷う方も多いはず。
【ボールパイソン】
ニシキヘビ科。ピット孔と呼ばれる穴が沢山あります。
長さはコーンスネークと変わらないが、太め。
【コーンスネーク】
ナミヘビ科。日本の野生にもいるアオダイショウに似ている馴染みのあるヘビらしいお顔。細くて長い。


ニシキヘビのようなワイルドさをお手頃な大きさと価格で楽しみたい方はボールパイソンがオススメ✨
息子はコーンスネークの可愛いお顔が好みだったよう。
どちらも比較的大人しい個体が多いですが、万が一噛まれた時のダメージはボールパイソンの方が大きいと聞いたので、コーンスネークを選んだという経緯もあります😅
コーンスネークの選び方
幼体か成体か
まず我が家の場合の結論ですが、3歳の成体をお迎えしました。
でもヘビの幼体って可愛い♡我が家ではあえて成体を選んだ理由を解説していきます。
幼体には幼体の可愛さ、育てる楽しさがあると思うので、以下の点をクリアできる方は幼体にチャレンジしてみてはいかがでしょうか♪
①落ち着いているから
爬虫類カフェで触れ合えるのは成体がほとんど。何匹か触らせてもらうと、個々の性格も様々なのがわかります。おとなしい子は、ずっと落ち着いて眺めていられます✨
息子はそんな時間にとても癒しを感じていたそう。
売られている個体は幼体が多く、触らせてもらっても、息子の小さな指の間をシュルシュルと落ち着きなく動き、落としてしまわないか心配なほど。息子自身もそれよりは大きな子とどっしり触れ合える生活を望んでいたようです。
②その子自身の性格がわかりやすいから
成体になると、ある程度その子の性格が見えてきます。
あるペットショップで成体を見せてもらった時のこと。小さいケースに入れられ、飼育者との触れ合いはほとんど無く、1ヶ月に一度マウスを与えられるだけ。
その店のヘビちゃんは蓋を開けるや否や、首を持ち上げグルグル動いて「餌はどこじゃ〜!」という感じでした。
餌は1ヶ月に1度で良いというお店もありますが、やはりある程度お腹を満たしてあげた方がヘビちゃんも落ち着くのかな、とその時思いました。
話はそれましたが、大人になると、幼体ではわからない個々の性格がわかるので、自分に合った子を見つけやすいのではと思います☺️
③丈夫だから
成体からお迎えしたので、幼体の注意点はアドバイスできなくてごめんなさい。
ヘビはお世話が簡単とはいえ、温度や湿度はある程度気にしてあげる必要があります。
餌を食べなくなる期間があることもあります。成体だと拒食期間が数ヶ月続いても大丈夫なこともありますが、幼体だと命取りになる可能性があります。
トラブルが起きた時、ヘビを診てくれる獣医さんも意外と少ないので、事前にシュミレーションしておくと安心ですね♪(我が家は車で片道1時間)
④人間側の環境変化リスク
ヘビは意外と長生きで、10年以上生きると言われています。
人間の人生で10年というと、色々なイベントが起きます。息子の10年も目まぐるしく変化しそうです。
言い方はとても悪いですが、ヘビちゃんと過ごせる時間を調整できるという視点があっても良いのではと思うのです。
もちろん寿命は予想できませんが、何歳のヘビを飼うかによってヘビちゃんと過ごせる時間がおおよそ限られてきます。
どこで買うか
結論、我が家はイベントで購入しました。
大きく分けるとペットショップで買うか、イベントで買うかになるかなと思います。
オススメはペットショップです。
しかし前述した通り、我が家は成体を希望していました。
ペットショップで売られている個体は幼体が多いです。爬虫類カフェで触れ合い用の個体を売ってくれるお店も一部あるようです。
イベントは価格が安いし沢山の個体から選ぶことができますが、小さなケースに長時間閉じ込められていて、状態が悪い個体に出会うリスクもあります。
また基本的には一期一会なので、何度も通ってじっくり選んだり、実際に触れ合って吟味するのが難しいことも多いです。
それを理解した上で、一度イベントに参加してみました。
その時に、運よく希望していた色でお手頃価格の成体に出会うことができました。
さらにそのお店では箱から出して触らせてくださいました。とても大人しい子で、息子が触っても相性が良さそうだったので、その子に決めたのです。
ただその時に対応してくださったスタッフの方は、そのヘビちゃんを普段からお世話している方ではなく、助っ人スタッフだったので、普段の様子などを詳しく聞くことができませんでした。
今回はたまたま良い子に出会えましたが、イベントにはそのようなリスクもあります。
今回のショップではショップカードもつけて下さり、購入後も気になることを電話で問い合わせると、気さくにアドバイスをいただくことができ、とても感謝しています。
聞いておくこと
聞いておくと良い点をまとめてみたので、参考にしてみてください♪
- 普段の温度・湿度
- エサ(マウスのサイズ、頻度、食欲、拒食歴)
- 床材
- ハンドリングの慣れ具合
- 性格(噛んだことはあるか)
- 飼育環境(床材、シェルターは入れているか、水浴び環境、照明や日光の具合など)
必要なもの
①ケージ
大きさはヘビがトグロを巻いた大きさの3〜5倍の大きさが良いと言われています。
広ければ広いほど良いわけでもないそうです。
我が家は以前ハムスターを飼育していたルーミィ60で飼育しています。(もう廃盤になっているのかな?高い💦)
観察していると、シェルターに入ったり、水入れに巻き付いていたり、ある程度体がどこかに触れている状態が落ち着くのかなと感じています。
コーンスネークは半樹上性と言われていますが、地上が好きか、登るのが好きかも個体差があるようです。
ヘビなので爪などで容器を傷つけることはないと思いますが、プラケースよりガラスの方がよく観察できるという方もいるみたいですね✨
ハムスターのケージもオススメですよ✨(ただし蛇は脱走の達人なので、幼体は金網系はNG。脱走されない作りか要確認!)
②床材
これは我が家も悩んだところで、詳しくはまたシェアしたいのですが、とりあえず今はキッチンペーパーに落ち着いています。
「糞尿の掃除しやすさ」で選ぶことが多いかな。
食べた分だけしか排泄しないので、餌が1週間に1度なら、排泄は1週間に1度、多くても2度ぐらいだと思います。
でもとても臭いますので、排泄したらできるだけ早く片付けたいですね。
キッチンペーパーは下に潜ってしまうので、我が家はテープで固定しています。
砂にしたこともあるのですが、マウスをあげる時にどうしてもマウスに砂がついてしまい、砂ごと食べることになります。これがめちゃくちゃ嫌だったみたいで。拒食になってしまったことがあります。


③水入れ
新鮮な水も用意してあげましょう。
脱皮前に水に浸かりたい子もいるので、ヘビ自身が浸かれる大きさが良いですね🛀
結構力が強いので、重め陶器製や、タッパーを加工したものもオススメです♪


④温湿度計
適温は25〜28℃と言われています。
ただ底面パネルヒーターを使用した場合は、温度計の温度と、底に敷いたパネルヒーターの真上でじっとしているヘビの体感温度は違うことも多いです。
また湿度は50〜70%が適していると言われています。
ただヘビは自分で水浴びすることもできるので、よっぽどでなければ正直あまり気にしなくても元気に過ごしています。
⑤ヒーター&サーモスタット
我が家は底面パネルヒーターとヒーティングトップを併用しています。
ヒーティングトップは冬だけ、パネルヒーターは一応夏も置いています。
冬はヒーティングトップにサーモスタットをつけて調整、パネルヒーターは常時。
暖かい時期はパネルヒーターにサーモスタットをつけて調整しています。
あと冬は保温のために上から段ボールで覆ったりもしています。
⑥シェルター(任意)
我が家はお迎えした時からシェルターを入れていたら、1週間ほど全く出てきませんでした。
お店の方に相談したら「シェルター入れたらそら出てこんわな。」と言われました。
息子も悲しそうだったので、ヘビちゃんには申し訳ないが、一度シェルターを撤去してみました。
代わりにフェイクの観葉植物を多めに置いて隠れ家にしたりました。
しばらく変わりなく過ごしていましたが、あるきっかけで拒食になった時にシェルターを入れてあげたり環境を整えてあげると、拒食が戻ったこともありました。
それ以来シェルターは入れていますが、入っていることもありますが出てきている時間の方が多く、温度によって自由に移動して、リラックスして過ごしています。(シェルターを置く場合はパネルヒーターの真上は避けてあげてくださいね)
お顔もよく見せてくれているのでとても可愛いです🥰


⑦ピンセット
マウスを上げる時の長めのピンセットもあると便利です〜
日々のお世話
日々のお世話は温度のチェックと水替えぐらいでしょうか。
本当に手間がかかりません✨
我が家では2週間に1度、アダルトのLサイズのマウスを1匹与えています。
そしたら数日後にウンチをするので、そのお掃除が一番大変ぐらいかな?
生野菜を用意する必要もないし、日光浴やライトも必要ありません。
小学生の息子でも負担なくお世話できています。まだお掃除が一人でできないので、一緒にお手伝いしてあげています。

ハンドリングについて
我が家ではハンドリングは、お掃除の時以外はしていません。
ヘビちゃんの負担になるかなとも思い、1〜2週間に1度のこの時間が幸せな時間です😊
やり方は、ぜひ一度爬虫類カフェが近くにある方は、練習しておかれた方がいいと思います◎


首にかけてもいいし、基本的には胸の前で両手を上に向けて、じーーーっとする。この時、指は自然に軽く曲げるイメージ。腕全体を木だと思ってもらうイメージです。脇は閉めましょう。脇の間からスルリと背中の方へ行ってしまいます😅(写真の息子はしていませんけどねw でもヘビちゃんが良い子なのでリラックスしています)
ハンドリングに慣れていないヘビちゃんは素早く動く子もいます。手のひらで軽く囲むぐらいは大丈夫ですが、掴まないようにしましょう。余計にヘビちゃんに力が入り、体全体が硬く、動きも俊敏になります。ハンドリングを望むなら、そのように落ち着きのない子は初心者には相性が合わないかもしれません。
ハンドリングに慣れている子は、腕に自然と巻き付いて、力も抜けてリラックスしてくれているのがわかります。


また、初めての方は持ち上げる瞬間が怖いと感じるかもしれません。
ヘビには耳がなく、目もほとんど見えていないそうです。その代わりに嗅覚がとても優れ、温度センサーも過敏なのだそうです。
なのでマウスを触れた後の手を近づけたり、指を口の近くに近づけると、臭いや温度で餌と間違える可能性があります。
口に手を近づけないといけない時は、手のひらを広げるようにして、ヘビ自身より大きい物体であることを知らせてあげるといいそうですよ。
で、我が家では持ち上げる時は、まず顔から離れている体の中心あたりにチョンと触れ、「今から持ち上げるよ」と知らせてから躊躇なく素早く持ち上げるようにして、早く前述したような落ち着きポジションに持っていくように心がけています。
持ち上げてしまえば、噛みついてくる可能性は下がるそうです。
全身が筋肉のようなヘビちゃん。意外と力が強くて、間違って家具などに絡まってしまうと、解くのが結構大変です😅
ぜひ実際に飼う前に一度触れる練習しておくことをオススメします😊
最後に
いかがでしたか?必要な情報は得られたでしょうか。
どんなヘビにしようか悩んで、こうやって情報収集している時間が一番楽しかったりしますよね♪
瞬きをしないので、ずっとこちらを見てくれているような気がして、とても癒されます。
臭いウンチをした後は、露骨に嫌そうな素ぶりで、「早く変えて〜」と言わんばかり。
手間もかからなくて、長く付き合える、忙しい方でも良きパートナーになってくれると思います。
可愛いヘビちゃんと出会えますように♡
床材やトラブルの話など、またシェアできたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
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